『紺屋の白袴』の読み方は(こうやのしろばかま)と読みます。



『紺屋の白袴』(こうやのしろばかま)という言葉は

聞いたことがない言葉ですね。



「紺屋」(こうや)も「白袴」(しろばかま)もいまいちわかりませんが、なんとなく

仕事にふさわしくない格好をすること

のような意味になりそうですが。

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『紺屋の白袴』の意味


『紺屋の白袴』(こうやのしろばかま)の意味は

「紺屋」は染め物屋のこと。
「こんや」とも言う
染め物屋が
客の染め物に忙しくて自分は染めない袴を履いていること。
持っている技術や能力を仕事や他人のためばかりに使って
自分のことには手が回らないことをいう


といった意味のようです。



染め物屋をやっているけど自分の袴は染まっていない、というところから

自分の能力、技術が他人のためにしか使っていない、自分にまで使う余裕がない

のような意味になりそうです。

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『紺屋の白袴』の例文、使い方


例文としては
「紺屋の白袴なのか、床屋さんのなのに自分の頭は気にしていない」

のような使い方が良さそうです。

『紺屋の白袴』の由来、語源


『紺屋の白袴』の由来は

白い袴を紺色に染める染物屋が

仕事が忙しくて自分の袴まで染める余裕がないから

白袴のままでいる

といった意味から来た言葉のようですね。



ある一説によると自分の袴は汚さないから白い袴のまま、というのが

職人の誇りを表している、とも言われているようです。



塗装屋の作業着があまり汚れすぎてないのがよい

のようなことと同じなのかもしれません。

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『紺屋の白袴』の類義語

商い
事業
実業
営利事業
営業
社業
ビジネス
金儲け
商行為
売買
取引
交易
トレーディング

『商売』のことわざ

商い三年
商いは牛の涎
商いは草の種
商人と屏風は曲がらねば世に立たず
商人に系図なし
売り物には花を飾れ
紺屋の白袴
士族の商法
安かろう悪かろう

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