『塵界』(じんかい)という言葉は
あまり見たこともなく耳にしない言葉ですね。
漢字を見てみると余計にわからないですが
「塵」は(ちり)なので
少しだけヒントになりますね。
なんとなく
細かい世界、もしくは
汚れた世の中、世間
といった意味になってきそうですが。
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『塵界』の意味
『塵界』(じんかい)の意味は
汚れたこの世の中
といった意味のようです。
『塵』(ちり)は
1.細かいくずなどが飛び散ったもの。ほこり。また、小さなごみ
2.俗世間のわずらわしさ。世俗のよごれ
『俗世間』は
一般の人々が日常の暮らしをしているこの世
といった意味になるので
『塵』だけでも
世俗、世間の負の意味が既にあったということになりそうです。
『塵』に世界の『界』を合わせることで
より世の中、世間の意味を強くイメージさせ
「塵」というほこりのような煩わしさをプラスし
汚れた世の中
という意味であるのかもしれません。
例文としては
「塵界にあえて触れて今の生活の有り難みを思い出した」
のような使い方が良さそうです。
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『塵界』の類義語
世の中世
社会
実社会
天下
江湖
世上
世俗
俗世間
浮き世
人世
市井
巷
巷間
娑婆
塵界
世情
世態
『世間』のことわざ
世間は広いようで狭い人の噂も七十五日
人の口には戸が立てられない
世の中は相持ち
世の中は三日見ぬ間の桜かな
渡る世間に鬼はない