『渡る世間に鬼はない』(わたるせけんにおにはない)という言葉は

あまり聞きなれてない言葉ですね。



「渡る世間は鬼ばかり」という有名すぎる
えなりかずき出演するドラマの題名は聞いたことあるのですが

「渡る世間に鬼はない」という言葉は
逆に聞いたことがないような気がします。



むしろ「渡る世間は鬼ばかり」が
実際にあることわざだとばかり思っていましたが

えなりかずきのドラマの方
「渡る世間は鬼ばかり」
は勝手に作った言葉だったようですね。



渡る世間に鬼はなしという言葉は

疲れてくるとあらゆることが辛く鬼にも見えてきますが
実際には自分の被害妄想が強くなっているだけでどうということはない
実は他人も自分と似たようなところがあり皆兄弟のようでもある

というような意味になってきそうですが。

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『渡る世間に鬼はない』の意味


『渡る世間に鬼はない』の意味は

世間は薄情な人ばかりではなく
困ったときに助けてくれる情け深い人もいるということ


といった意味のようです。



なるほど
世間に鬼は結構いるけど優しい人もいる

といった意味になってくるみたいですね。



やはり
人によっては意思疎通的に
相手の感情が分かる時があると思うので

相手の気持ちが自分の気持ちのように感情移入して
助けずにはいられない気持ちになる

ということがある気がします。



相手のためという気持ちももちろんありますが
濁った言い方をすると人間自分が一番可愛いので

相手の気持ちが自分の気持ちのように感じ取られ
自分がかわいそうだから助けよう
的な感覚に陥っているのかもしれません。



または
相手の立場になって考えてるか

という違いなのかもしれません。



人間本質的には皆鬼ではないと思うので

ほんとうの意味で相手の気持を理解していれば

悪いことはできない気がします。



自分では相手の気持を理解しているつもりでも

何も理解していない、実は考えてもいない

ということもやはり
自分ではなく他人なので本能的に考える必要はないから

それほど真剣に考えてはいません。



なので
そこをどれだけ

意識レベルで相手の気持になり考えられるか

によって優しさに違いが出るのかもしれません。

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『渡る世間に鬼はない』の類義語

世の中

社会
実社会
天下
江湖
世上
世俗
俗世間
浮き世
人世
市井

巷間
娑婆
塵界
世情
世態

『世間』のことわざ

世間は広いようで狭い
人の噂も七十五日
人の口には戸が立てられない
世の中は相持ち
世の中は三日見ぬ間の桜かな
渡る世間に鬼はない

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