『巷』(ちまた)という言葉は
なんとなく聞いたことがある言葉ですね。
よく会話の流れでも「巷では」というような感じで使われていそうですが
何となく「世の中」や「世間」をイメージしそうな言葉です。
『巷』の読み方は(ちまた)と読みます。
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『巷』の意味
『巷』(ちまた)の意味は
道の分かれるところの意味から
人が集まる町中の通り。
転じて、世間
といった意味ようです。
意味を聞いてもいまいちよくわかりませんが要は
人が集まる町中の通り、世間
といった意味みたいですね。
『転じて』は
視点・話題などを変えて。ところで
といった意味なので
人が集まる町中の通り、言い換えて世間
という意味になってきそうです。
人がよく集まっている広場や街中
といったイメージが強そうですね。
例文としては
「巷で色々統計してみた」
というような使い方が良さそうです。
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『巷』の由来、語源
『巷』の語源、由来は
「道(みち)」と「股(また)」の
2つの漢字が合わさってできたようです。
「道」は
道。人や車が通行する所
「股」は
一つのもとから二つ以上に分かれている所
「道」と「股」で
分かれ道や交差点のような分岐した道
という意味で使われていたようで
道と道が交差する、分岐する場所は
人が集まりやすく町中となる
というところから
「道」と「股」からきた
「巷」は
人が集まる町中の通り。世間
といった意味になったといわれています。
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『巷』の類義語
世の中世
社会
実社会
天下
江湖
世上
世俗
俗世間
浮き世
人世
市井
巷
巷間
娑婆
塵界
世情
世態
『世間』のことわざ
世間は広いようで狭い人の噂も七十五日
人の口には戸が立てられない
世の中は相持ち
世の中は三日見ぬ間の桜かな
渡る世間に鬼はない