『人の口には戸が立てられない』(ひとのくちにはとがたてられない)という言葉は

あまり聞いたことがない馴染みのない言葉ですね。



なんとなく

人の噂話は戸の向こうにいる人にも筒抜けである

というような意味がありそうですが。

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『人の口には戸が立てられない』の意味


『人の口には戸が立てられない』の意味は

世間の噂や評判を止めることはできない

といった意味のようです。



なるほど
ちょっとした壁の向こうに人が居るから話し声がよく聞こえる
というような物理的な意味ではなく

噂や評判は広まったら止められない

といった意味になってくるんですね。



噂話というのは人から人へ伝わりますし

本能的に噂は興味があることな気もするので

意識しないと考えるよりも誰かに喋ってしまっているのかもしれません。



悪気がなくても気がついたら人のことをしゃべっていたりしてしまう

ということも必ずあると思うので
そういったささいなところからどんどん広がっていってしまう

ということなのかもしれません。



今のように話す以外でも色々は情報収集の方法はありますが

昔は会話によって情報収集が基本だったと思うので

会話は新しい情報として面白かったのかもしれません。

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『人の口には戸が立てられない』の類義語

世の中

社会
実社会
天下
江湖
世上
世俗
俗世間
浮き世
人世
市井

巷間
娑婆
塵界
世情
世態

『世間』のことわざ

世間は広いようで狭い
人の噂も七十五日
人の口には戸が立てられない
世の中は相持ち
世の中は三日見ぬ間の桜かな
渡る世間に鬼はない

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